高強度
超高強度繊維補強コンクリート 「サクセム(SUQCEM)」
超高強度、高靭性及び超高耐久を併せ持つコンクリート
- 圧縮強度180N/mm²(普通コンクリートの5倍以上)
- 鉄筋を省略可能で部材を極限まで薄く、軽く
- 複雑な部材も製作可能
- 優れた耐久性でライフサイクルコストを低減
※SUQCEM:SUper high-Quality CEmentitious Material
■ 日本国内の材料と技術で構築された超高強度繊維補強コンクリート
サクセムは、日本国内の材料と技術で構築した超高強度繊維補強コンクリートで、セメントと特殊混和材を含むプレミックス粉体、細骨材、特殊鋼繊維、特殊減水剤で構成されています。
水結合材比16% 程度で水和反応によって化学的に緻密化された硬化体を形成、通常のコンクリートに比べて格段に高い圧縮強度及び耐久性を実現しています。
また、特殊鋼繊維を混入することにより高い引張強度と高い靭性を実現しています。

特殊鋼繊維
サクセムの規格値
圧縮強度 |
180N/mm2 |
|---|---|
ひび割れ発生強度 |
8.0N/mm2 |
引張強度 |
8.8N/mm2 |
改ページ
■ 様々な効果
このサクセムを構造物に適用することにより、様々な効果が期待できます。
- 高い引張強度及び高い靭性を有するため、 鉄筋を省略可能
- 圧縮強度が高く、鉄筋が不要なため、部材厚さを極限まで薄く
- 高流動で自己充てん性を有するため、薄い部材や複雑な形状の部材でも施工が可能
- 構造物を軽量化することにより、施工の省力化、架設費や基礎建設費の低減を実現
- 耐久性が高いため、ライフサイクルコストを低減

薄い部材の構造実験

優れた流動性
■ 羽田空港D滑走路桟橋工事で使用
羽田空港D滑走路の桟橋工事では、サクセム製のUFC床版を着陸帯に施設しています。
床版を薄く、軽くすることが可能なため、普通コンクリート製のPC床版に比べ重量が約半分となり、桟橋ジャケットおよび鋼管杭の鋼材量が低減できます。また、緻密な組織が塩分の浸透を防ぎ、塩害に対して優れた抵抗性を有するため、維持管理費の低減も期待されています。

羽田空港D滑走路完成予想図

サクセム製UFC床版
■ 土木学会の指針を用いて設計可能
サクセムの材料強度は土木学会「超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案)」に示される適用範囲内であるため、同指針を用いて設計することができます。
関連情報: