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高性能材料・新構造

環境配慮

開放型磁気シールド

空間を密閉しない画期的な磁気シールド

  • 従来できなかった開口部の磁気シールドも可能に
  • 病院のMRI室に多数の採用実績

ガラス張りの室内を可能にする画期的な磁気シールド

磁気は、携帯電話などから発する電磁波と同じように、電子機器類へ影響が懸念され、最近は磁気シールド(遮蔽)を必要とするケースが増えてきています。

従来の磁気シールドは、磁気発生源や磁気から守りたい空間を板状のシールド材で隙間なく覆う方法が採られていました。これに対し開放型磁気シールドは、間隔を空けてスティック状のシールド材を配置し、空間を覆うことなくシールド効果を得る画期的なものです。

開放型磁気シールドを採用した室内(病院MRI室)

開放型磁気シールドを採用した室内(病院MRI室)
(点線で囲われた窓の部分が開放型磁気シールド)


金属板で密閉する従来型

金属板で密閉する従来型

スティックを並べてシールドする開放型

スティックを並べてシールドする開放型
(図中の「磁性材」がシールド材)

改ページ

病院のMRI室に多数の採用実績

病院のMRI装置(磁気共鳴映像装置)は、周囲の電磁波から装置を守るのと同時に、それ自体が磁気の発生源となるため、厚生労働省の基準に従ってMRI室外への磁気漏洩を抑える必要がありますが、従来の方式では部屋を密閉してしまい、それだけでも受診者にとっては心理的負担の大きい検査でした。

この開放型磁気シールドを採用したMRI室は、大きな窓を設けることができるため、明るく開放感のある検査室となります。2004年の第1号の採用以来、開放的な「シースルーMRI室」は全国的に普及しつつあります。

開放型磁気シールドを採用したMRI検査室
室内

室内

操作室から室内を見る

操作室から室内を見る


ガラスに装飾を施すことも可能です。また、ガラスを半透明や不透明にすることにより、プライバシーを守るさまざまな空間構成も可能となり、デザイン性も向上します。

MRI室以外では…

開放型磁気シールドは、壁、床、天井、窓等のあらゆる構造物材に適用できますので、様々な施設・設備への適用が可能です。

  • 磁気から守るための対策:
    電子デバイス生産施設、電子顕微鏡等の各種研究機器、各種医用機器 等
  • 磁気の発生する側の対策:
    変電所、電気室、電気鉄道、送電線、電力ケーブル、エレベータ、
    溶接機、モータ、トランス 等