地下工事でも無線で連絡ができます。

坑内分散基地局
概要
断面積10程度の小断面トンネルでも1,000m以上の無線通信ができます。
工業技術院と共同で800MHz帯の電波を使った通信技術を開発し,地下空間の建設工事に初めて適用しました。
システム構成
本システムは坑外遠隔制御局,坑内分散基地局及び移動局により構成されます。
- 坑外遠隔制御局
坑外の事務所に設置され,坑内移動局との通信ができるとともに坑内作業箇所間の通信もモニタできます。
- 分散基地局
坑内の適当な距離ごとに配置された固定型無線システムで,リモコン親機,送受信用無線機及びアンテナにより構成されています。
坑外遠隔制御局とは通信線により接続されます。
- 移動局
坑内作業員が携帯する小型トランシーバです。
坑外事務所との通信や移動局相互間の直接の通信もできます。
特徴
- 坑内どこでも,また坑内搬送車で移動しながらの通信もでき,作業箇所間や坑外事務所との即時な連絡ができます。
- 事故などによる有線系統の異常時や停電時でも,トランシーバを使って坑内全域での通信が可能です。
また,設備は切羽から十分に離せるので発破等による損傷もありません。
- 掘削の進行に伴う頻繁な模様替えが不要です。
分散基地局の増設が必要な場合でも小型の制御盤とアンテナの設置で対応でき,大規模な設置工事は不要です。
- 直線トンネルでは,坑口付近の1箇所のアンテナにより断面積10で1,000m,45で1,500m,90で3,000m程度の通信が可能です。
ご意見・お問合せ
All rights reserved, Copyright (c) 1995 KAJIMA CORPORATION