新動的設計法のための実証的研究
地震観測結果
観測開始後の1990年2月20日に地震が発生しました。
震源は伊豆半島と大島の間の海底下にあり、マグニチュードMは6.5、深さは5kmと浅く、1978年の伊豆大島近海地震(M=7.0)とほぼ同じ位置です。
その際江東観測所では継続時間が300秒にもおよぶ地震波が観測されました。
これはその卓越周期から主に関東平野の厚い堆積層の影響により発生した表面波であると考えられます。
一方1990年6月に茨城県北部で発生したM5.2、深さ58kmの地震の記録にはこのような表面波は見当たりません。
この理由は、関東平野に対する波動の到来方向が異なるからです。
東京湾周辺は過去に1923年の関東地震をはじめ数多くの被害地震に見舞われてきました。
来たるべき大地震を被害地震としないようこれらの観測結果の活用が進められつつあります。
江東観測所における2地震の比較
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