新動的設計法のための実証的研究
地震観測システム
新たに整備した地震観測網の特徴は以下の通りです。
- 東京湾を囲んで観測点を系統的に配置し、湾岸地域の地震波動の伝播性状を適確に把握できるようにしました。
- 4観測所には、いずれも地表面と地中の硬質地盤面、および場所によっては更に中間の地点に3成分の地震計を設置し、地盤調査結果をもとに、軟弱な表層地盤の波動伝播特性を把握できるようにしました。
- 4観測点のうち1観測点では、近くにある硬質地盤上に比較のための補助観測点を設け、軟弱地盤の地震時挙動の特徴が明確に把握できるようにしました。
- 軟弱地盤や厚い堆積層では、地震動の長周期成分が卓越するという過去の経験を生かし、使用する地震計は長周期成分まで精度良く観測できる速度型を配置し、継続時間についても十分長く観測できるよう配慮されています。
- 地震計に加え間隙水圧計を地中数箇所に埋め込み、砂地盤の液状化に関係する間隙水圧が追跡できるようにしました。
- 観測データは電話回線を通じ、逐次鹿島建設技術研究所の観測センターに送られ、集中管理により常に正常な状態で地震が監視できるようにしました。
観測システム
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