電気伝導性を応用した技術
型枠内のコンクリートの流動・充填状況をリアルタイムで把握し,打設方法のコントロールに反映。
検知システムの概要図
概要
本システムは,コンクリート打設時に水平部材下面のようなコンクリートが廻り込みにくい部位の充填状況をリアルタイムで検知します。
本システムはセンサ,電源,通電表示器,および計測・記録部から構成されます。
- コンクリートを検知するセンサは電気伝導性を利用したもので計測センサと校正センサを1組として利用します。
- センサ用電源は高周波定電圧を使用し,コンクリート,ペースト,ブリーディング水の抵抗値を100Ω程度の差で識別できます。
- 通電表示器はコンクリートを検知すると点灯し,流動状況の確認ができます。
- 計測・記録部は各センサの抵抗値を同時に計測し,モニタに抵抗値の経時変化グラフを表示します。
- 充填状況はこのグラフにより判定します。
打設制御
充填不十分と判定された場合は,リアルタイムで次のような打設制御を行い,欠陥のない高品質なコンクリート躯体をつくりあげます。
- コンクリートの打込み位置,打込み順序の変更
- コンクリート打込み量,打込みスピードの調整
- バイブレータの挿入位置,加振時間の調整
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