大規模RC構造物を水深100mの海中に構築するために
必要な技術とは何か?
鹿島が考える方向性がここにあります。
| 水中高圧スランプフロー試験 |
| 大水深におけるコンクリート施工の信頼性を向上するためには、水中・高圧下で流動するコンクリートの挙動を把握しておく必要があります。これまで、水中不分離性コンクリートの品質管理は、主に気中でのスランプフロー試験を用いて行われてきましたが、大水深RC構造物に適用されるコンクリートでは、より厳密な品質管理が必要になると予想されます。このような要求に応えるため、鹿島技術研究所では水中高圧下でのスランプフロー試験を可能とした特殊装置を用意し、水中不分離性コンクリートの水中・気中における 流動挙動の相違・相関関係や、配合要因や水圧が水中流動挙動に及ぼす影響の把握など、ハイドロクリートの信頼性向上に必要な情報の収集を行っています。 |
| 水中高圧スランプフロー試験装置 |
| ・ | 常圧〜10気圧(水深100m相当)までの水中スランプフロー試験が可能 |
| ・ | ビデオカメラで流動中の試料コンクリートを映像としてとらえながら、大型モニタで観察することができます。 |
| ・ | 10気圧まで耐圧可能な円筒形の鋼製水槽の中央に、自動昇降可能なスランプコーンが設置してあります。 |
| ・ | 圧力水槽の側壁円筒をクレーンによって上下降させることにより、水槽を開放・密閉します。 |
| ・ | 水槽開放状態で内部のスランプコーンに試料コンクリートを充填し、その後水槽を密閉して注水します。 |
| ・ | 水槽が満水となった後、圧縮空気で内部の水圧を調整し、スランプ試験を行います。 |