鹿島のスーパークリート連壁
設計基準強度600〜800kgf/
cm
2
優れた施工性,充填性,安定性,低発熱性
左:設計基準強度800kgf/
cm
2
右:設計基準強度600kgf/
cm
2
開発の背景
従来のコンクリート地中連続壁に比べてはるかに高強度なスーパークリート連壁を開発しました。
近年,盛んに建設されている地下式LNG貯蔵タンクなどの工事で,地中連続壁を円筒形に施工して構築する土留・止水の壁は,土圧・水圧に対抗する圧縮部材となります。
この場合,高強度コンクリートであると壁厚を薄くでき,それに対応して,掘削量,廃土量,コンクリート量が減少し,総合的な経済効果を期待できます。
このことを背景に,高強度をはじめとする高流動,低発熱などの各種性能に優れた超高性能コンクリート連壁を開発し,実構造物への適用を行っています。
使用材料
主要な材料は次のとおりです。
セメント
:高ビーライト系低熱ポルトランドセメント
混合剤{
減水剤
:ポリカルボン酸塩系高性能AE減水剤
増粘剤
:ポリサッカライド系増粘剤
高強度
設計基準強度600〜800kgf/平方センチメートルが可能です。各エレメントから採取したコアの材齢91日強度は,800〜1,000kgf/平方センチメートルに達します。コア強度の変動係数は8%以下で,強度のバラツキも小さく安定しています。
設計基準強度800kgf/平方センチメートルのエレメントのコアの強度の分布を例示します。深さ方向の強度の変化もなく均一なコンクリートになっています。
エレメントの平面図とコア採取位置(CV−1,CV−2,CV−3)
平均値 1,054kgf/
cm
2
変動係数 6.2%
平均値 1,000kgf/
cm
2
変動係数 6.9%
平均値 974kgf/
cm
2
変動係数 4.7%
優れた施工性
完璧な充填性
少ないひび割れの危険
適用
円筒形構造物に適用するのが最適です。地下式LNG貯蔵タンク,各種円筒形竪坑などが代表例です。
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