
概要高層ビルの建設に伴って発生するテレビ電波障害の対策は,主にVHFテレビ電波が対象でした。
しかし,最近では各地域に1〜2チャンネルのローカル局があり,UHFテレビ電波を使用しているため,UHFについても障害対策が必要となってきています。
鹿島は,世界で初めて抵抗膜を用いたUHFテレビ電波吸収壁を開発しておりますが,さらに,抵抗膜の形状や製造方法に改良を加え,PCaコンクリートカーテンウォールの各種仕上げ(塗装,タイル,石材,大型陶板など)に対応できるようにしました。
また,アルミカーテンウォールノックダウン工法の耐火ボードに電波吸収性能を付与した,安価な乾式電波吸収パネルも同時に開発しました。
原理・特徴
仕様・性能汎用型電波吸収壁および乾式電波吸収パネルの主な仕様・性能をまとめると以下の通りです。
いずれも,特定周波数における電波吸収性能は反射損失が18dB〜30dB(電波エネルギーの98.4〜99.9%を吸収)で,NHKが推奨する14dBを大きく上回っており,電波反射障害のほとんどが解消できます。
また,金属カーテンウォールユニット工法を除くあらゆるカーテンウォール工法に適用が可能です。