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屋上自然排気口 |
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写真−1 山九ビルアトリウム |
1階給気口 |
図−7 アトリウム夜間換気効果 |
山九ビルのアトリウム(写真−1)で夜間換気をした場合の実測を行いました。
換気を始める前のアトリウム温度は,23.5〜24.5℃で,内外の温度差は約2℃でしたが,図−7に見られるように,30,000〜70,000m3/h(外気温21.5〜23.5℃)の自然換気量が確保され,大きな排出熱量が得られることを確認しました。
実測時の明け方のように外気湿度が低い場合には,内部にこもった水蒸気の排出にも大きな効果があることが分かります(絶対湿度の低減)。
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写真−2 長野オリンピック記念アリーナ |
図−8 長野オリンピック記念アリーナ夜間換気の効果実測 |
図−8は,長野オリンピック記念アリ−ナ(通称:エムウエーブ)での実測結果です。
イベント利用がなく,冷房を行わない4日間の結果で,後半の2日間,夜間換気を行っています。
前半の2日間と室温(2階スタンド席)を比較すると,夜間に施設内が冷却され,この蓄熱効果により,昼間の室温の上昇が緩和され,ピーク時で約2℃低くなるという大きな効果が得られています。
夜間換気はオフィスビルや大空間施設に限らず,商業施設や学校など幅広く適用可能です。
東京ではその効果は春,秋が中心ですが,もっと涼しい地域では,夏季にも大きな効果が期待できます。
また,夜間換気以外にも,地域特性,建物特性に応じた多様な自然エネルギー利用計画が可能です。