
トンネル火災安全設計法のフロー図
この設計法は,安全の基本要件(目的), 評価基準,評価法から構成しています。
すなわち,設計者が提案した安全対策が,安全の目的である基本要件とその評価基準を満足しているか否かを確認する方法や手段について下図のようなフローに沿って規定しました。
これによって,対象とするトンネル毎の空間条件,道路利用条件,維持管理条件など固有の特性を反映させた合理的な設計が可能となります。
安全の基本要件出火及び火災拡大の防止,人命の安全確保,公共的な機能・財産の維持,消防活動の支援,並びにその他著しい危険物に対する安全措置の5要件を挙げ,さらにこれらの要件を達成するための機能項目を展開しています。
評価基準人命や財産の安全確保のために物理的,生理的,社会的な各側面から容認できる安全のレベルを示しています。
社会的な合意を必要とするもの,例えば火災後のトンネル復旧期間などは時代の要請で変動するものと考えています。
評価法火災が発生した場合の火炎,熱,煙などの拡大性状や避難行動などの工学的な予測方法と部材や設備の性能を確認する試験方法について現状の研究成果を基盤とするものを例示し,今後の研究成果も柔軟に取り込めることを原則としています。
特徴