ミキサへの液体窒素投入量を自動制御することにより,ダムコンクリートの練り上がり温度を所定温度以下に保持できます。
液体窒素を用いた自動プレクーリングシステム
Automatic Precooling System with Liquid Nitrogen
特徴
液体窒素を用いた本自動プレクーリングシステムは,液体窒素貯槽,流量調整弁,液体窒素投入ノズル,排気ファン,計測機器,制御盤,温度計等で構成され,強制練りミキサ(水平二軸強制形)内に液体窒素を投入することによってフレッシュコンクリートを冷却します。
プレクーリングは,配合材料温度の観測値に基づく推定練り上がり温度から設定練り上がり温度まで低下させるのに必要な量の液体窒素を投入するとともに,練り上がり温度の観測値と設定値との差をフィードバックし,液体窒素投入量を自動制御して行います。
−196℃の液体窒素を投入することにより,フレッシュコンクリートの温度を短時間で大幅に低下(実績:ΔT
MAX
=−10℃)させることができます。
コンクリートの練り上がり温度の変動幅を±1.5℃の範囲内に自動制御できます。
既存の設備に比較的簡単に設置できます。
打設後のコンクリート内部の最高温度を低下させ,ダムコンクリートの発生応力を低減し,品質の良いコンクリートを得ることができます。
実施例
実績・効果と測定例
プラントの状況
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