掘削工事の地下水位低下工法採用時に,周囲の地下水水位を維持し,地下水環境を守る技術です。
復水工法の概要図
復水工法とは
復水工法とは,リチャージウェルを用いて地盤中に水を強制的に注入し,地下水位低下工法によって低下した地域周辺の地下水位を回復させることを主な目的とした工法です。
合理的な復水工法の設計法
従来の復水工法では,リチャージウェル及びその近傍の帯水層で目詰まりが発生し,定量的予測の困難な透水性の低下が生じるという問題がありました。
鹿島では室内実験から得られた知見を基にして,リチャージウェル近傍の水位をモニタリングしながら,最適なリチャージウェルの注水圧を把握する段階注水試験を提案しました。
この試験で最も注水効率の良い最適な注水圧を把握することによって,リチャージウェルの本数を必要最小限に抑え,地下水位上昇量を最大限に確保する合理的な復水工法の設計が可能となりました。

合理的な復水工法の概念

室内試験結果例
(最適動水勾配の把握)
復水工法による地下水制御技術
復水工法の合理的な設計が可能となったことにより,従来のディープウェル工法と併せて地下水の揚水量・注水量を制御し,目的に応じて地下水位を自在にコントロールする設計・施工が可能になりました。
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