池の水を抜かずに現状のままで漏水箇所が判る技術
背景
ゴルフ場の人工池をはじめ,貯水池等の貯水設備では,施工後様々な原因によって漏水が生じた場合,その状況に応じて漏水位置や原因を調査して,早急な補修対策を行う必要があります。しかし,今までは適切な調査方法がなく,大がかりな補修工事を余儀なくされていました。このような技術的な課題を解決するため,池の漏水に伴って発生する微小音をキャッチして,漏水箇所を特定する簡易な調査技術を開発いたしました。
特徴
- 検知の原理が単純です。
- 池の水を抜かない現状のままで調査が可能です。
- 音波による検知手法であるため,わずかな漏水(20〜400立方センチメートル/s)でも検知可能です。
- 計測器が小型でハンドリングがよく,大がかりな装置を必要としません。
- ポータブルなオクターブ分析器を現地で使用すると,漏水箇所をより高精度に検知することができます。
- 本技術を用いることによって,限定した補修工事が可能になるので,コストダウンになります。
- 既に現場で適用されており,実績が豊富です。
検知の方法
本検知技術は,漏水箇所で発生する微小音を水中音圧計を用いて調査し,データレコーダに収録した後,オクターブ分析器等を用いて周波数分析をして漏水音を判別するものです。

計測装置(一例)
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