効率的で健全な病院経営
効率的で健全な医業経営を継続するため、マーケティング調査や建物設備投資に関する採算性検討など病院の経営計画立案を支援します。
また、病院からの要求機能の達成に向けた提案 (VE)等によりコストコントロールを行います。
マーケティング調査
高度先進医療を担う医療施設では、今後、地域医療連携や費用対効果、コスト管理の発想が強く求められると考えます。そのためには、患者さま中心の医療をベースにし、「患者さんに選ばれる医療施設」として高機能な医療施設でありつづける使命があると理解しています。
■ 患者需要予測システムによる立地分析
地域の患者ニーズに応えられる機能の把握・見直しを行うため、患者需要予測と対応策のご提案を行います。本システムでは疾病別・男女別・年齢別患者数の予測を行った上でその結果を施設計画に役立てるなど、施設の企画・立案に有効なマーケティングを行うことができます。これにより、今後の方針立案に協力します。
- 来院患者分析
- 診療科目再編・
強化分野の計画 - 人員計画・施設計画
への反映 - 日本医療機能評価機構
審査への対応

将来に向けた患者増加率予測グラフ例
投資の最適化
現在お使いの施設を如何に長持ちさせながら、これからの医療提供に必要な施設を効率よく整備していくか。また、施設整備を進める中で、病院経営上、無駄な投資を抑え効率的な施設計画を進めていくか。このようなご要望に対し、鹿島では幾つかのソリューションでお応えします。
■ 7つの診断
増改築に際し、建築基準法では「既存不適格建築物への遡及」の厳格化等、耐震性の強化が進められています。大切な建物に関わるすべての悩みに、最高の技術と豊富な実績に基づいた独自の検査・診断を行い、ご要望を最大限に生かせる改善策を提案します。

- 予備診断
- 耐震診断
- 劣化診断
- 機能診断
- 省エネ診断
- 環境診断・環境デューデリ
- 建物デューデリ
■ 鹿島版HSP(ホスピタルスペースプログラム)
『ホスピタルブリーフィングシート』により、医療施設のニーズを抽出し、設計初期の病院適正ボリュームを検証することが可能なツールです。具体的には、最近の医療施設の事例から適正な諸室面積・部門別面積や部門構成の検証ができます。

部門別面積検証

断面構成検証
■ 医療事業採算シミュレーション
施設の新築・改築には、大きな投資が必要となります。より安定した経営を目指した事前のフィージビリティスタディが不可欠です。豊富な事例と最新の施策を反映させたオリジナルの採算プログラムで、ご納得のいくまで検討します。 また、新事業の展開、時代に合った経営、コストの削減などのご相談にも対応します。

収支の推移グラフ

残高の推移グラフ
■ 病院資産有効活用技術
「増築したい、建替えたい」「療養病床からの業態転換を図りたい」「新事業によりグループ力を強化したい」などのお悩みはありませんか。病院もアクティブに「資産の有効活用」を図る時代です。今すぐ検討を始めてみませんか? 例えば、以下のような資産の有効活用パターンが考えられます。
※余剰容積:法律上つくることの許されている建物床面積と実際の建物の床面積の差

病院を継続しながら、余剰容積を活用して新規事業を行います。

病院を診療所にダウンサイジングし、医療機能の縮小による余剰床と元々の余剰容積を活用して新規事業を行います。

病院(療養病床)を高齢者施設(老人保健施設、有料老人ホーム等)に転換し、併せて余剰容積を活用した新規事業を行います。
施設整備のコストコントロール
施設整備を行う上で、継続的な病院経営を念頭にコストコントロールを如何に進めていくか、という課題に対し、建設手法、維持管理手法、発注方式、資金調達など幾つかの視点からご提案します。
■ 診療を継続しながらの建替え(居ながら建替え)
既存敷地の空地を活用し、病院を運営しながら建設を進める「居ながら建替え」は、患者さんや医療スタッフの安全確保や騒音・振動の低減、診療制限の最小化など、高度な技術が求められます。免震建物への建替えを実施した事例を紹介します。ここでは、免震建物を第一期、第二期に分けて施工し、最終的に一体化した免震建物としました。

松山リハビリテーション病院
所在地:愛媛県松山市高井町1211番地
用途:病院
設計:鹿島
延面積:3,345m2 構造:鉄筋コンクリート造(免震) 規模:地上9階

居ながら免震建替工事の流れ

I 期工事終了時(第 I 期免震建物)

II 期工事終了時(第 I 期、第 II 期の免震建物を一体化)免震建物分割施工で居ながら建替えを実現

[解説DVD]
松山リハビリテーション病院:
建替え手順と竣工後の映像を紹介します。
お問い合わせへ
■ 発注方式
施設整備を進めるにあたり、設計と施工をどのような体制にするかは、品質、コスト、工期を左右する重要な要素です。プロジェクトの特性に合った方式をお選び頂くために、「分離発注方式」と「一括発注方式」の比較を示します。「一括発注方式」では、計画の早い段階で、施工ノウハウを導入できるため、工期、コストなどでメリットが生まれます。
分離発注方式 |
一括発注方式 |
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品質 |
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コスト |
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工程工期 |
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責任体制 |
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分離発注の工期

一括発注の工期

※事前発注による着工前対応により、さらなる工期短縮も可能です。
■ 建設手法の比較
「病院が自ら施設を建設し所有」「建物リース」「建物賃借(SPC所有)」「割賦」など施設整備・資金調達に関し、幾つかの方法があります。最適な方法で施設整備を行うため、各手法の特徴をご紹介します。
| 建設手法 | 事業の流れ/特徴 |
| ①自ら建設 | ![]() 交付金・補助金が活用できるなどのメリットがあり、コストは最小になるが、建物建設関係費の資金調達が必要となり、借入金等の負債が増加する。 |
| ②建物リース方式 | ![]() 建物建設関係費の資金調達が不要となり、借入金等の負債を増加させず希望する建物の建設が可能となる。ただし、法人によっては固定資産税が課税されるなど①自ら建設の場合に比べランニングコストがかかる。 |
| ③建物賃借方式 (SPC所有) |
![]() 建物建設関係費の資金調達が不要となり、借入金等の負債を増加させず希望する建物の建設が可能となる。交付金・補助金、固定資産税の取扱い等、関係省庁との協議が必要 |
| ④建物割賦販売 方式 (リース会社による) |
![]() 建物が竣工するまで、病院は資金負担が必要ないため資金の効率化が図れる。また、交付金・補助金が活用できるなどのメリットがあり、コストは極力抑えられるが、割賦代金は未払い金として計上され負債が増加する。 |




