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コンセプト

コンクリートダムは、堤体材料としてコンクリートを使用して築造するダムで、「重力式コンクリートダム」と「アーチ式コンクリートダム」があります。両者の設計はまったく異なり、前者は堤体の重量で、後者は堤体のアーチ作用で水圧に耐える設計になっています。従前両者とも「柱状式ブロック工法」で施工されてきましたが、1970年代に世界的に前者の合理化施工への取り組みが開始され、我が国独自の「RCD工法」が開発され、重力式ダム施工の主流となっています。また、「ELCM工法」が中規模ダムに多く採用されている。
鹿島は常に時代に先駆けた革新的な技術開発を行い、我が国を代表する数々のダムを施工してきました。近年の施工例としてRCD工法による「宮ケ瀬ダム」「滝沢ダム」があり、アーチダムとしては「温井ダム」があります。

トピックス

「コンクリート打設自動運搬システム」:平成14年度 ダム工学会賞受賞
コンクリートダム技術
主要技術・サービス

柱状ブロック工法
堤体を15m程度に区切り(ブロックと称す)、各ブロックを計画された順番に階段状に施工するオーソドックスな工法で、アーチ式ダムや小規模の重力式ダムに採用されている。
ELCM工法(拡張レアー工法)
ELCM工法はブロックに高低差をつけることなく施工設備などの許す範囲内でできるだけ大きな範囲(2区画以上)を一度に打設し施工の効率化・省力化を図る工法です。

RCD工法(Roller Compacted Dam-Concrete)
コンクリートダムの合理化施工法としてわが国で開発されたもので、セメントの量を少なくした超硬練りのコンクリートをブルドーザーで敷均し、振動ローラで締め固める工法です。
SP-TOM(Spiral Pipe Transportation Method)
鋼管の内側に数枚の硬質ゴムの羽根を螺旋状に取り付けた搬送管を回転させることにより、コンクリートや土石類を安定した状態で、連続的に大量に搬送するものです。

コンクリート打設自動運転システム
ダムコンクリートの製造・運搬設備全体を1つの工場と考え、全体を把握・制御を行いサイクルタイムの短縮、運搬効率の向上を図ります。
 

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