
すべての社員とその家族が、公私ともに健康で充実した生活が送れるよう、ワーク・ライフ・バランスを推進しています。
また、国籍・性別・障がいなどに関わらず、社員それぞれが、自分の能力を発揮してやりがいのある仕事ができる職場環境をつくっています。

鹿島は人権啓発委員会を組織し、同和問題、セクシュアルハラスメントをはじめとする人権問題に取り組んでいます。社員の認識、理解促進のために全国の支店で定期的に人権研修会を開催し、内閣府男女共同参画局などが毎年提唱している「女性に対する暴力をなくす運動」についても全社に周知しています。
セクシュアルハラスメント・パワーハラスメント防止の活動としては、基本方針を定め、社外講師による防止研修会、ビデオ教材による教育、人権研修会、管理者研修などの意識改革プログラムを導入しています。また、本社ならびに各支店にセクシュアルハラスメント相談窓口を設けているほか、社外の専門業者に電話での相談をすることができます。
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鹿島は「鹿島グループ企業行動規範」に基づき、性別・出身・人種・国籍・宗教等による差別を禁止しているほか、社員等の公平な処遇に努め、多様な人材が能力や個性を十分に発揮できるよう様々な取組みをしています。
個性が活かせるダイバーシティ
キャリア採用者、定年再雇用者、障がい者、外国人など多様な人材が個性と能力を十分に発揮できる職場環境の整備に努めています。
女性社員の活用推進
建設業は未だに男性中心というイメージが強いですが、鹿島では性差による職務区分の限定はなく、近年では基幹業務を担当する総合職での女性採用も増加しています。また、総務・財務・経理といった管理部門だけでなく、現場の施工管理や営業を担当するなど活躍の場が広がっています。
高齢者の再雇用
鹿島では、定年を迎える社員のうち、一定の基準を満たすとともに引き続き就労意欲を有する場合は再雇用制度を活用し、特に次代を担う社員への教育や技術の伝承などの場面で活躍しています。
外国籍社員の雇用
鹿島グループでは多様な国籍の人材が活躍しています。例えば、アジア地域を統括する海外現地法人では、採用した外国籍社員に、鹿島本社で入社後一定期間の実務研修を行うなど、鹿島グループ全体で育成しています。
障がい者の雇用
働きやすい職場環境の整備に努めるとともに、障がい者の雇用を促進しています。

現在、東京都八王子市の山麓で、横浜から千葉の木更津を環状につなぐ首都圏中央連絡自動車道の一部となる橋梁工事を鹿島JVが設計・施工で担当しています。この工事の設計に携わったことで、2007年から副所長として配属され、入社以来希望してきた現場での勤務が実現しました。
技術研究所でコンクリートを専門に研究していたこともあり、今は品質管理を中心に担当しています。土木技術者を目指す後輩たちの育成にも注力し、2008年12月には土木技術に興味を持つ高校生以上の女子学生向けキャリアセミナーで講演するなど積極的な活動をしています。
家族や今までお世話になった方々への恩返しも含めて、これからも粘り強く精進して、100年をつくる工事のマネジメントができる現場所長を目指したいと思います。
公正な評価と一人ひとりのキャリアメイク
鹿島では、社員が働きやすく誇りを持ち、一人ひとりの能力を最大限発揮できるよう、公平、公正な評価ができるように制度を設けています。半期ごとに、目標設定とそれに対する実績評価を行い、被評価者と評価者がその都度面談することで、被評価者のキャリアメイクを含めた人材育成を行っています。
また、毎年社員に部署異動や職務変更の希望があるかなどを調査し、適材適所の人員配置に活用するほか、社員一人ひとりのフォローに役立てています。さらに種別によっては、一定年次で部署及び担当職務を変更するローテーション制度を実施しています。これらにより多様な価値観を受入れ、様々な環境で社員が活躍しています。
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「健康で豊かな生活」の実現
鹿島はワーク・ライフ・バランス推進のため、基本方針に則ってアクションプログラムを制定し、社員の健康で豊かな生活の実現をサポートしています。
基本方針
「一人ひとりが持つ時間は有限であり、自己の付加価値向上・自己実現を仕事との調和によって達成し、健康で豊かな生活を実現することで生きがいや喜びをさらに大きくすること、それが企業にとっても永続的発展の礎となること」
3つの合言葉
- 仕事の中に自分があるのではない、自分の中に仕事がある
- 仕事の“On-Off”の切替えを大切に
- 現場の数だけ職場がある、それぞれの職場で身近にできることから
アクションプログラム(2009年3月制定)
仕事も生活も全力投球
~OnとOffを切り替えて「健康で豊かな生活」の実現を~
- 現場異動時休暇・リフレッシュ休暇の取得推進に努めます。
- WLBに関連する現行制度の内容や活用事例を周知し、利用者の更なる拡充を図ります。
- 上記制度がより使いやすいものになるよう、制度運用を検討・実現します。
仕事と家庭・両立支援の推進
鹿島では、両立支援ガイドを作成し、イントラネットで公開しています。また、2010年6月の改正育児・介護休業法の施行を契機に、従来の育児休業制度・介護休業制度を拡充しました。特に育児フレックスタイム制度は、対象期間を法定以上の小学校3年生修了時までに延長しました。

2009年春に2カ月間の育児休業を取得し、産休明けの妻に代わって育児担当となりました。男性の育児休業は社内でも少なく、職場の理解や仕事のタイミングに助けられての制度利用となりました。
初めは、まだ首のすわらない長男を前にどうしてよいか見当もつかない状態でしたが、2カ月を通じて見事な授乳やオムツ替えの手さばき、そして育児への自信を得ることができました。息子本人との繋がりはもちろん、育児に関して実質的に夫婦対等な関係を築くことが出来たのはとても貴重な経験でした。
西欧諸国並みに男性の育児参加がごく普通のこととなるにはまだ時間がかかると思いますが、一つのきっかけになれれば幸いです。
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社員が健康でいることは、家族のためにも重要です。鹿島では、長時間労働対策を大きな課題と捉え、健康管理体制の強化を図っています。人事部と社員組合が共同で実施するワーク・ライフ・バランス推進、時短キャンペーン、確実な休日消化・休暇取得推進のほか、必要に応じて、産業医による面接指導や特定保健指導を実施しています。また、傷病によりやむを得ず休業をした社員に対しては職場復帰プログラムを個人ごとに設定し、職場復帰に際しての面談やリハビリ出勤などのフォローを行っています。
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鹿島では健全な労使関係を構築しており、賃金交渉、各種制度改正時等に社員組合と交渉を行っています。また、社員の就労環境などをテーマとして、毎年定期的に意見交換の場を設けており、より働きやすい職場を実現するために活動しています。
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